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鯛(小鯛)
sea bream
スズキ目タイ科の総称。タイ科には他に、マダイ、クロダイ、チダイ、キダイ、ヒレコダイなどが含まれる。
DHA,EPAも豊富に含まれているが、ビタミンB1、ナイアシン、タウリン(下記)が豊富に含まれる。
<主な調理方法>
刺身、塩焼き、煮付け、干物など幅広く使われている。
<豆知識>
名前の由来は他の魚と比べ平たいという特徴があり、「平ら」の「たい」から来ている。
漢字「鯛」についてはその形から「調和のとれた魚」や、「日本全国の海でいつでも周年とれる」などいくつか説がある。
古来から日本では赤い色が縁起がいいとされ、現代でも祭りや祝いの席などで出されている。
体表が赤いのは、主食である海老の体表の主要色素「アスタキサンチン」というカロテノイド系の色素が体表に溜まるためといわれている。
旨み成分である「イノシン酸」「グルタミン酸」「タウリン」などのアミノ酸は分解されにくいことから、「腐っても鯛」という言葉が生まれたとされる。
ビタミンB1は体内の消化酵素の働きを助ける。これが不足することで、糖質が分解できずに乳酸がたまり、疲労感や食欲不振などがみられる。
また、ナイアシンは血行を良くし冷え性などの予防に効果があり、タウリンは疲労回復やコレステロール値を下げる働きを持つ。


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